「パンのみで生きるにあらず配給のパンのみみにて一日生きる」
ある新聞にホームレスの方の歌が載っていました。
 政治も経済も教育も社会も、混乱と閉塞の霧の中であるといわれています。
 今は、じっと、暗い闇の底から上を見上げて、青空を流れる雲に望みを託し、
まず身近な方々と手を携えて、あたたかい家族や地域づくりの種まきをする時かもしれません。
へちまの種をまこうかな
どんどんのびて実をつけて
風にふらふら揺れたなら
隣で泣いてる赤ちゃんの
ごきげん すっかり直るかな(胃空)

2017/05/18

永続的リンク 08:58:53, 著者: ikuu メール , 語, 閲覧なし   Japanese (JP)
カテゴリ: ささやかな願い

PTA指導者研修会

上伊那郡のPTA指導者研修会が、箕輪中部小学校で開催され
「子供たちの心の叫び!」と題して 話をさせていただいた。

あふれゆような豊かな物の中で、一見ストレスを感じていない
ようにみられる子供たちも、心の中には思いもしないストレスを
「叫び!」としていだいている。
そんな実態を例にあげながら、具体的にどう取り組んだらよいか
を、パワーポイントを用いて話させていただいた。

素晴しい環境の箕輪中部小学校で200人ほどの小中学校の指導
者(役員の方々)が熱心に聞いてくださった。

2017/05/15

永続的リンク 14:35:34, 著者: ikuu メール , 語, 閲覧なし   Japanese (JP)
カテゴリ: ささやかな願い

サトウハチロー「母の詩」


「おーい 雲よ 119」
            鋤柄郁夫
五月の風は美しいと・・・

猫が一匹
赤ちゃん猫を
くわえて
庭を横切って行った
それを見ている
母と私
いつのまにやら
母の手は
私の首すじにのり
しずかに しずかに
指が動いていた

五月になると、なぜか詩集『おかあさ
ん』(サトウハチロー著)を手にする。                      
 その中の一篇「猫が一匹」も、母とハチ
ローの温かい心が滲んでいる。
 「小さい秋みつけた」「かわいいかくれんぼ」「長崎の鐘」など素晴しい詩を数多く遺したサトウハチローに会いたくて、岩手県北上市にある「サトウハチロー記念館」を訪れたことがある。
 静かな自然の中の素朴な記念館には、作品や愛蔵品、写真などがぎっしりと展示されていた。
 友人に「神武以来の不良少年」と言われていたハチローの、七十年の人生に少しふれ得た気がした。

春はあざみを
夏は水際の沢瀉(おもだか)を
林のうつぼ草を
秋はまつむし草を
  みづひき草を
冬は裏の笹の一枝を
薄暗い茶の間の
食卓のコップに
投げ入れた母
わたしたちはいつも
コップに灯る
四季を感じた

 『春は野あざみを』という詩を読むと、暗い生活の中に輝く母の感性と、それを心の中で育んだハチロー人生が伝わる。
 
輝きを
さらに青葉に
そえてゆく
五月の雨は美しいと
呟(つぶや)き給(たま)いし母なりき

コバルトを
川の水面(みなも)にとき流す
五月の空は美しいと
呟き給いし母なりき

やわらかに
夜のわが家を訪れる
五月の風は美しいと
呟き給いし母なりき

 さらに『五月と雨』からは、“五月の雨・空・風”に寄せる母の呟きを、心の中で醸成しながら澄み切っていくハチローの魂がみえてくる。
 『ああ玉杯に花受けて』の佐藤紅緑を父に、『九十歳。何がめでたい』の佐藤愛子を妹にもつ佐藤家は、大変複雑な家系であったらしい。
 記念館には、「落第3回、転校8回、勘当17回、中学中退」とあり、「ビールは1日10本余、ウイスキーに日本酒、タバコは1日100本」とほとんどアル中、ニコチン中毒に近かったとあった。
 この豪放磊落であったというハチローから、あの「小さい秋みつけた」はじめ珠玉の詩が生み出されたとは・・・。
 育まれた母の、温かくて大きい感性の力によるのだだろうか・・・。
 記念館を出ようとした時、ふと目にしたハチローの詩に、その答えをみたような気がした。

紙は白
白い雲
雪は私の母の古里
みちのくの雪を
埋めるもの
私のうたの文字は
その雪を汚す足跡
 母よゆるしたまへ
   ゆるしたまへ

     ハチロー

(松川町元大島)

  

 

2017/05/06

永続的リンク 09:28:23, 著者: ikuu メール , 語, 1 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ささやかな願い

ハナ桃

孫たちと 阿智村薗原へハナモモを見にいってきた。
GWなので相当な人出は覚悟してでかけたが、想像
以上の賑わいであった。
沢山の駐車場が一杯でかなり上のグランドに留める
こととなった。
ハナモモは満開で 里山を埋め尽くしている感じで
素晴しかった。
多くの人々が カメラ片手に歓声をあげていい笑顔
であった。

2017/05/03

永続的リンク 09:21:21, 著者: ikuu メール , 語, 1 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ささやかな願い

泰阜小中 俳句会


泰阜小学校と中学校の俳句の会に行ってきた。
午前中 まず小学校の一年生と俳句づくりを
楽しんだ。
5/7/5のリズムを体感させながら 言葉を
取り込んでいくことを試みた。
11名のピカピカの1年生の感性に教えられる
ことがいっぱいあった。
続いて 2年生~4年生と学んだ。
「取り合わせ」の基礎勉強が楽しくできた。
午後は 小5,6年生と中学生と合同で、句会
を楽しんだ。

「桜餅 あまくてしょっぱい ぼくの夢」

など、取り合わせを工夫した素晴しい句がたくさん
誕生して 充実した1日になった。

2017/04/29

永続的リンク 10:55:08, 著者: ikuu メール , 語, 2 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ささやかな願い

おーい 雲よ 198
           鋤柄郁夫
舵(かじ)を取る

文科省
 まずは己の
   道を布(し)き

 文部科学省の「天下り」のニュースに
は驚いた。
日本教育の舵を取る知を極めたと思わ
れる人々が、「隠蔽(いんぺい)マニュアル」まで作っていたとは・・・。
教育現場では、山積する課題と次々に盛り込まれる指導内容への対応に懸命な努力を重ねているというのに。
「天下り斡旋(あっせん)」は、明らかに舵取りの誤りであり、悲しむべき「知の敗北」のような気持さえする。
            
メデイアは、孫が祖父を、高校生が仲間を、母が子を殺害したことや、テロや戦争のことなど毎日のように報道する。
 舵取りどころか、人間性喪失の状況が地球を浸食しはじめている。

 平成五年、下伊那教育会総会でお聞きした藤原正彦先生(元お茶の水大教授)のお話が忘れられない。
 数学者の先生が、人間として一番大切なものは「情緒力」であると強調され、
大切な力を船に例えられ、次の三つをあげられた。
・知識力…船体で、          
丈夫な船の基盤。
・思考力…エンジン
  で、推進する力。
・情緒力…舵で、方
  向感覚を司(つかさど)る。
 この三つの力がバランス良く備わって、船は安全に、力強く、目指す方向へ進むことが出来るといわれ、特に、人間らしい方向へ確実に舵を取る「情緒力」の大切さを力説された。
 昨年も大学で学んでいる学生が、集団で人の道から外れたことを犯す事件がいくつかあった。
 「船体」や「エンジン」は丈夫なのに、「舵取り」が出来ない船が増え始めた濁世の海である。
 学力云々(うんぬん)も勿論大切なことであるが、
幼い時から「情緒力を育む」ことに、国をあげて取り組むべきではないだろうか。

背に腹は変えられぬと
とびつくな
増えゆく
大学軍事研究費

 紙上で発見したこの歌から、“大学よ、研究費が少なくて大変だろうけど、舵取りだけは誤るな!”という切なる思いが伝わってきた。
 今年になって米軍からの研究助成金を受けている国立大学のことや、防衛庁の研究助成予算が急増したこと、研究公募のことなどが相次いで報道された。(信州大学は受けていない)        
こんな動きもあってか、日本学術会議の検討委員会は、「軍事研究の禁止を継承」との新(・)声明(・・)案(・)を発表した。(3/8各紙)
 この助成金に対しても、大学や科学者は「鳥の目・虫の目・魚の目」をもって研究の目的を見つめ、倫理を踏まえた舵取りが求められる。

 映画『十五才―学校Ⅳ』(山田洋次監督)は、縄文杉に逢いたくて無謀な旅に出る大介少年(中三)を通して、「学びとは何か」「本当の学力とは何か」を問いかける。
 自然や人々との魂の出逢いを体感しな
がら、少年の心に次第に育まれていく「舵取りの力」に、これこそ育てたい学力であり人間力であると教えられる。

         (松川町元大島)


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